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●デジタル衛星放送

平成8年度から、通信衛星(CS)を活用したデジタル衛星放送が開始される。現在、我が国では日本サテライトシステムズ(JSAT)が打ち上げた通信衛星JCSAT-3と、宇宙通信(SCC)が打ち上げたスーパーバードCがある。

平成8年10月よりデジタル衛星放送のサービスを開始したPerfec TVは、JCSAT-3を使用して約70チャンネルの放送を行っている。また、オーストラリアのニューズ・コーポレーションもソフトバンクと共同でJCSAT-3によるデジタル衛星放送を平成9年度中に事業化を行う予定である。一方、スーパーバードCを活用したデジタル衛星放送、SKY-Dも平成9年夏を目処に事業開始が検討されており、さらには米国ヒューズ・エレクトロニクスやソフトレンタルチェーン最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブなどによるDIRECTV JAPANも予定されている。我が国においてもここ1〜2年で数百チャンネルのデジタル衛星放送時代を迎えることになる。

デジタルCS放送の特徴としては、多チャンネル、高画質、難視聴解消、災害に強いなどが考えられることから、過疎地域においても多チャンネルでかつ高画質の放送サービスが受けられるようになる。

デジタルCS放送を受信するには、直径45cm程度のパラボラアンテナとIRDと呼ばれるデジタルチューナーが必要となる。アンテナ及びデジタルチューナーはメー力ー各社から発売されており、約6万円で購入可能となっている。また、IRDを電話回線と接続することによりペイ・パー・ビュー・チャンネル(視聴時間等によって課金されるチャンネル)も可能となり、さらにはインターネットのホームページのデータを衛星により送信することも可能となる。

 

表2−3日本のデジタルCS放送概要

 

出典:日経ゼロワン 平成8年12月

 

 

 

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